Fire&Emergency Services


Top
ホーム


Fire Museum
消防博物館

Reports
レポート

Catalog
カタログ

Links
リンク

用語解説(一般編)


ACLS advanced cardiac life support 二次救命処置。→ALS
administration [アドミニストレイション]管理局、行政局、運営部、管理部、総務部、管理課、総務課、労政課など。〔略〕admin
aerial [エアリアル]≒ladder
aide [エイド]補佐官。チーフ付運転手を指す場合が多い。
air bag [エアバッグ]ケブラー製のバッグに空気を入れて隙間をこじ開けたりする救助道具。
alarm [アラーム]
(1)出場。
(2)警報。
alarm box [アラームボックス]火災報知器。
ALS advanced life support 二次救命処置。→ACLS
ambulance [アンビュランス]救急車。通常、日本の救急車よりも装備される器具、薬品の種類は多く、救急車内で施せる処置水準も高い。〔略〕amb、A
antecubital 肘正中静脈。
apparatus [アパラタス、アパレイタス]車両。一般には器具、機械。≒fleet
arson [アーソン]放火、放火罪。
ARFF aircraft rescue and fire fighting (ジェット燃料を搭載した)航空機火災。空港には、この特に高温の火災に対処するために専門の消防隊が配置されている。
assignment [アサイメント]配属。
assistant [アシスタント]「〜補」の意。〔略〕asst
auxiliary [オーグジリアリ]「予備」「補助」の意。〔略〕aux
aviation [アビエイション]航空隊。
award [アワード]勲章、賞。授与。→citation 、medal、ribbon
AWOL [エイウォル]absence without leave 無断欠勤。
ax(e) [アックス]斧。ヘッドは6ポンドか8ポンドが一般的。形状も斧の刃と逆の部分がフラットのものと、尖った「ピック」のついているものがある。柄は、ヒッコリー(木)かファイバーグラスのものが多い。
backdraft [バックドラフト]火災などにより、密閉された空間内が酸欠状態に陥り燃えない自然ガスが充満する密閉された空間へ、大量の酸素が送り込まれた場合などに起こる、急激な燃焼及び爆発による逆気流現象のこと。
back-up [バックアップ]ノズルマンが筒先を扱いやすいようにホースを動かす隊員。
badge [バッジ]通常、身分証明用にIDとともに支給される。元々の起源は14世紀、騎士の時代に彼らが身分を表すのにつけていたのに遡る。1840年には消防士が火事場で身分を表すのに、消防隊名が手彫りされたジャーマンシルバーやブラス製のバッジが使われ始めた。1870年代にはダイキャスト製法で作られるようになり、現在に至っている。支給品のほか、支給されたバッジの紛失を防ぐために作られる、セカンドやセイバー、単純に販売目的で作られるリプロダクション、フェイクなどもあり、コレクションアイテムとしても人気だが、9-11テロ以降に施行された新法で、その製造・販売・所持などは以前より厳しく規制されている。
battalion [バタリオン]大隊。組織の規模によって異なる。〔略〕batt、BN、B
battalion chief [バタリオンチーフ]階級のひとつ。組織によって異なるが、通常大隊長となる。日本の消防指令長に相当。〔略〕BC
bio-hazard [バイオハザード]有害生物、生物性危険。
BLS basic life support 一次救命処置。
bomb [ボム]爆発物。−Sqaud、Unitなどで爆発物処理隊(班)。警察内に置かれる場合が多いが、消防局に置かれる場合や、両方に置かれる場合もある。
boots [ブーツ]消火活動用ラバーブーツは、膝丈の「ニーレングスブーツ」と股下まで長さのある「ヒップブーツ」があったが、2007年にシカゴ消防局がコート+ヒップブーツを廃し、バンカーギア+ニーレングスブーツへ移行、最新版NFPAでも認められなくなったことで、ヒップブーツは過去のものとなった。最近は新建材の出す高温に耐えられるよう、レザー製を採用する消防局も増えている。
BP blood pressure 血圧。
bradycardic 徐脈の。
bravest [ブレイベスト]特にFDNYの消防官をNew York's Bravestと呼ぶことがある。ちなみに、救急隊員はNew York's Best、警察官はNew York's Finest、刑務官はNew York's Boldest、タクシー&リムジン委員会の法執行官はNew York's Proudest、衛生局の警察官はNew York's Strongestと言う愛称を持っている。
brush fire [ブラッシュファイヤー]林野・原野火災。やぶ火事。≒wildland fire
bucket brigade [バケツブリゲード]バケツリレー。
bugle [ビューグル]階級を表すのに用いられている。これは昔、現場での司令や、火事を知らせるために使われたホーンに由来する。
bureau [ビューロウ]局。「Bureau of 〜」で「〜局」。
bus [バス]救急車の俗語。≒ambulance
Caduceus [カデューシャス]もともとは商業、平和、雄弁、発明、旅行などの象徴だが、錬金術や医学の象徴として使われることもある。杖に2匹の蛇が巻き付き、頂部に翼があるデザイン。ギリシャ神話におけるヘルメス(Hermes)の杖であり、アメリカ軍では医科の記章にもなっている。
candidate [カンディデート]消防士補、消防士見習。通常、6ヶ月〜12ヶ月までの新人消防士を指す。≒probationary
can (man) [カン(マン)]消火器、フック(パイクポールなど)を使用し、バックアップする隊員。
captain [キャプテン]階級のひとつ。組織によって異なるが、中隊長/署長となる。日本の消防指令〜消防指令長に相当。〔略〕capt、cpt
CDT computer data terminal 移動(車載)コンピュータ端末。無線通信装置が内蔵された車載コンピューター端末で、通信センターやほかの車両と火災・事故情報などを送受信できる。また、ウインドウズなどのOSで作動するため、アプリケーションを入れさえすれば様々な用途に応用できる。消防・救急・警察などで出場指令、盗難車ライセンス照会などに使われている。→MDT
CFR certified first responder[サーティファイドファーストレスポンダー]救命手当技術資格。1970年代に、運輸省の幹線道路交通安全局が「Crash Injury Management for Traffic Law Enforcement Officers」として、警官向けに応急手当カリキュラムを作成したのがCFRの前身。1995年、運輸省は「First Responder」と名称を変え、カリキュラム内容も刷新。これはEMTトレーニングができない消防局などでも基本的な経験を持つEMT-B資格者がトレーニングを実施でき、40〜60時間で終了することができる。CFRの技能は、危険な場面と危険性物質の認識、血液感染病原体からの保護、止血、副子固定、傷病者評価、全脊柱固定と運搬、酸素とエアウェイの使用を含む。しかし、傷病者評価と査定でEMTほどの技能は持っておらず、EMTトレーニングで受ける基本的な薬理学を欠いているため、ブドウ糖と活性炭の経口投与は認められておらず、ニトログリセリン、吸入器、エピネフリン自動注射器の使用もできない。ただし、訓練を受け許可された者は、除細動器、経口咽頭チューブの使用ができる。救急車乗務する資格としては認められていないが、消防士や警察官、警備員、ライフガード、教師、スポーツコーチ、航空機乗務員など、最初に傷病者に対応する可能性の高い人のみならず、一般市民への基本的応急手当ての周知・質の向上を目的としていることを考えれば必要十分な内容となっている。→first responder
chain saw [チェーンソー]電動のこぎり。
chaplain [チャプレイン](消防局付)牧師。
chauffeur [ショウファー]機関員。運転士。運転とポンプやラダー操作が主な任務。→engineer、MPO
cheif [チーフ]階級・役職のひとつ。組織によって異なるが、通例、自治体長あるいは行政委員長(→commissioner)からの任命制で、実動隊のトップ。日本の消防監〜消防総監に相当。
cheif officer [チーフオフィサー]チーフクラスのオフィサー。一般にはバタリオンチーフ以上を指す。
citation [サイテーション]勲章、賞。表彰。→award 、medal、ribbon
clacker [クラッカー]19世紀に広報サイレンとして使われていた手動式サイレン。
collapse [コラプス]倒壊。
command post [コマンドポスト]指揮所。〔略〕cmd post、CP
commander [コマンダー]役職・階級のひとつ。司令官。指揮官。〔略〕cmdr、cdr
commissary [コミッサリー]需品店。売店。→quartermaster
commissioner [コミッショナー]階級・役職のひとつ。組織によって異なるが、通例、自治体長からの任命制で行政委員を構成する民間人であり、階級ではない。また、中小規模の組織には置かれていないことが多い。日本の消防監〜消防総監に相当。〔略〕cmsr
communication [コミュニケーション]通信。通信関係業務を行うユニットやその車両。車両はバンやバスが多く、指揮車を兼ねていることも多い。〔略〕comm
company [カンパニー]小隊。組織の規模によって異なる。〔略〕Co
company officer [カンパニーオフィサー]一般的にはルテナン、キャプテンを指す。小隊、中隊での指揮官。〔略〕CO
conflagration [コンフラグレイション]大火。大火災。
control (man) [コントロール(マン)]どれぐらいの長さのホースが必要か決め、ホースを接続する隊員。ホースラインについていき、必要であればノズルマンと交代する。
coordinator [コーディネーター]役職・階級のひとつ。調整官。
CPR cardiopulmonary resuscitation[カーディオプルモナリ・リサシテイション] 心肺機能蘇生。
crash fire [クラッシュファイヤー]航空機火災。空港には、ジェット燃料による特に高温の火災に対処するために専門の消防隊が配置されている。
cutter [カッター]車両事故時などに、金属などを切断する道具。空気・油圧・水圧式のものと、手動のものがある。
cylinder [シリンダー]空気呼吸器のタンク。30分、45分、60分のものが一般的。
dalmatian [ダルメシアン]犬種。消防馬車時代に先導役(Coach Dog、Carriage Dog)として活躍していたことから、今でも消防のマスコットとなっている。
deck gun [デッキガン]放水砲。消防車や消防艇などへの固定式と、スタンドがついて移動できるものがある。≒monitor、water cannon
decontamination [デコンタミネイション]汚染除去、洗浄。専用の車両を持つ消防局もあり、Haz-Matに属すことが多い。〔略〕decon
department [デパートメント]局。「〜 Department」「Department of 〜」で「〜局」。
deputy [デピュティ]「副〜」の意。〔略〕dep
director [ディレクター]役職・階級のひとつ。管理官。監督官。責任管理者。
disaster [ディサスター]災害。
dispatch (-er) [ディスパッチ(ディスパッチャー)]通報を受けたり、出場指示をすること。(指令員、通信指令係)
district [ディストリクト]方面隊。組織の規模によって異なる。〔略〕dist
district chief [ディストリクトチーフ]階級のひとつ。組織によって異なるが、方面隊長となる。日本の消防監〜消防正監に相当。〔略〕DC
division [ディビジョン]
(1)部門、部、課
(2)方面隊。組織の規模によって異なる。
〔略〕div、DV
division chief [ディビジョンチーフ]階級のひとつ。組織によって異なるが、方面隊長となる。日本の消防監〜消防正監に相当。
EDP Emotionally Disturbed Person 情緒障害のある人。
emergency room [エマージェンシールーム]救急室。〔略〕ER
EMS emergency medical service[エマージェンシーメディカルサービス]救急医療サービス。救急隊。消防内組織のほか、独立して運営されている場合や、警察組織内で運営されている場合もある。また、民間サービスやボランティアに頼る自治体も少なくない。いずれも有料であることがほとんど。〔略〕EMS、emer. med. serv.
EMT emergency medical technician[エマージェンシーメディカルテクニシャン]救急医療技師。救命士。NRE(全国EMT登録協会)と各州の資格があり、NREや連邦運輸省標準カリキュラムに合わせて3レベルとする州が多いが、独自にそれ以上に分けている州資格もある。連邦標準カリキュラムでは、EMT-B(Basic)、EMT-I(Intermediate)、EMT-P(Paramedic)があり、EMSや病院勤務以外の者が取得できるのはEMT-Bまで。代表的な州独自の資格レベルとして、EMT-D(Defibrillation、EMT-B+除細動機の使用)、EMT-IV(EMT-B+α)、EMT-CC(Critical Care、EMT-I+エアウェイによる気道確保や食道内異物除去など)などがある。連邦標準カリキュラムでは、それぞれ平均約110、200〜400、1,000時間のトレーニングを積んでいる。時間的には日本の救急1課程、救急2課程、救急救命士と似ているが、処置できる内容はより高度で、標準(1&2)課程の行える応急処置は概ねEMT-Bで、救急救命士の行える気管挿管や除細動、輸液、食道閉鎖式エアウェイによる気道確保などの救急救命処置はEMT-Iで行え、EMT-Pではさらに高度な処置を施せる。〔略〕EMT、emer. med. tech.
engine [エンジン]ポンプ車。NFPAでは、500ガロン(約1,900リットル)以上の水タンク、750ガロン(約2,850リットル)/分以上のポンプを持ち、48フィート(約14.4m)以上のはしご、1,600フィート(約480m)以上のホースを積載していることが条件。現在、全米で69,000台ほどが活躍している。〔略〕eng.、E ≒pumper
engine company [エンジンカンパニー]ポンプ車小隊。オフィサー、ノズル、バックアップ、ドア、コントロール、ショーファーで構成される場合(5FF制)が多い。4FF制の場合は、コントロールがドアの役割もこなす。
engineer [エンジニア]
(1)→chauffeur
(2)階級・役職のひとつ。ファイヤーボートの機関員。
〔略〕engr
equipment [エクィップメント]装備。〔略〕equip
extinguisher [エクスティングィッシャー]消火器。
eye shield [アイシールド]ヘルメット前部についているアクリル製眼目保護シールドで、オリジナルはFDNYの消防士によって考案された「Bourke」ブランド。
face shield [フェイスシールド]ヘルメット前部についている顔を全部覆えるようなアクリルシールド。4"〜6"サイズが一般的。航空機火災用などにミラーコーティングされたものもある。
fire academy [ファイヤーアカデミー]消防学校。消防士になるための基本的なコースのほか、様々な訓練コースがある。〔略〕FA
fireboat [ファイヤーボート]消防艇。消防艇には、オフィサー、パイロット、エンジニアに消防士数名が乗り込むのが一般的。古い船ではワイパーが置かれることもある。→marine
fire break [ファイヤーブレーク]防火帯。
fire department [ファイヤーデパートメント]消防局。組織の規模などによって、fire authority/fire brigade/fire bureau/fire company/fire corps/fire district/fire rescue/fire serviceなどなど、呼び方もいろいろある。現在、全米で30,000ほどの消防局があり、2,000余りが有給、6,000〜7,000ほどが有給無給の混成、残りの20,000以上は無給(volunteer)消防局である。そのうち13%ほどの有給あるいはほぼ有給の消防局で全米人口の60%強を、87%ほどの無給あるいはほぼ無給の消防局で40%弱をカバーしている。〔略〕Fire Dept、FD
firefighter/fireman [ファイヤーファイター/ファイヤーマン]消防士。階級のひとつ。州によって異なるが、エントリーレベル1、2、3に分けられていることが多い。日本の消防士〜消防士長に相当。女性も消防士として働くようになり、「男」という意味のある「-man」から「-fighter」へと主流は遷ったが、「man」には「人」という意味もあり、現在でも全く使われないわけではない。また、特に女性消防士を指す場合には、firewomanも使われる。現在、全米で113万人強の消防士がおり、そのうち31万人ほどが有給、82万人ほどが無給である。有給消防士はcareer/full-time uniformed/paid/professional firefighterなどとなるが、ボランティアがunprofessionalということになってしまうため、professionalは使われなくなってきている。また、無給の消防士と言うと日本の消防団員のような感じもあるが、有給消防組織と同様の訓練を積み、装備を持つ。〔略〕FF、FM
fire grenade [ファイヤーグレネード]消火弾。化学消化剤の入ったガラス玉。
fire house [ファイヤーハウス/ステーション]消防署。通常は1〜数小隊がひとつの建物に入り、その単位で中隊とすることが多い。どう呼ぶかは地域で別れるところだが、東海岸ではハウス、西海岸ではステーションと呼ぶ傾向がある。FDNYの伝統ではハウスとしか呼ばないとのこと。通常、日本のように署、分署、出張所といった区別はない。現在、全米に53,000ほどの消防署がある。〔略〕FH →firestation
fire investigator [ファイヤーインベスティゲーター]火災調査官。→fire marshal
fireload [ファイヤーロード]可燃性素材。
fire mark [ファイヤーマーク]火災保険証。火災保険に入っているかどうか識別するために建物の前に掲げられる、火災保険会社名の入ったプレート。火災保険会社の組織は、隣の建物が燃えていても保険が付保された建物しか消火しないらしい。
fire marshal [ファイヤーマーシャル]
(1)消防保安官。州公認の法執行官であり、放火事件や、可燃性物質に関する法律に対する事件では警察権を持ち、拳銃、催涙ガス、手錠などの装備も使用する。ニューヨーク市の場合、州法により法執行官(peace officer/special patrolman)ではなく、警察官(police officer)の地位が与えられている。
(2)昔の階級のひとつ。現在の「Fire Chief」に相当。
〔略〕fire mar、FM
fire police [ファイヤーポリス]消防団員が群衆・交通整理や警備活動、警察の補助などを行う組織が14州にある。武装はしないが、出場した現場においては警察官に準ずる役割を担う。
fire station [ファイヤーステーション]→fire house 〔略〕FS
fire storm [ファイヤーストーム]火災旋風。
first aid [ファーストエイド]応急手当。
first responder [ファーストレスポンダー]
(1)救命手当技術資格。→CFR
(2)第一応答者、一次当事者。
〔略〕1st resp、FR
flashover [フラッシュオーバー]火災室内の燃焼が進行するにしたがい、室内の可燃物からでた可燃性ガスが天井付近に蓄積し、空気と混合し燃焼範囲に達すると、一瞬のうちに炎が広がる現象のこと。フラッシュオーバー時の室内の温度は約1,000度にまで上昇し、空気中の成分も変化する。
fleet [フリート]車両。≒apparatus
foam [フォーム]泡消火薬剤。
forcible entry [フォーシブルエントリー](器具などを用い)強制的に家屋進入すること、またその隊員。≒Irons
foreman [フォアマン]スチームエンジン時代の階級/役職。現在のCaptainに相当。一般には現場監督や工場長など職長の意。
FR Flame Resistant/Retardant 防炎。
frequent flyer [フリクウェント・フライヤー]救急車を特に頻繁に呼ぶ人のこと。元の意は頻繁に飛行機を利用する人のこと。
frontpiece [フロントピース]ヘルメットの前についている、階級、所属番号、個人番号、消防局名などが書いてあるプレート。色で階級や所属小隊をわけている場合が多い。レザー製が一般的だが、プラスチックや金属製などもある。サイズは主にトラディッショナルスタイル用の6"・8"と、ユーロスタイル用の4"がある。現在8"はパレード用ぐらいにしか使われていない。〔略〕frtpce ≒shield
ground ladder [グラウンドラダー](消防車積載の)はしご。≒ladder
halligan tool [ハリガンツール]FDNYの消防士Hugh A. Halliganによって考案された、ドア・壁破壊器具、てこ、穿刺器具など多目的に使えるエントリー・レスキュー用ツール。
hazardous materials [ハズマット]危険物。危険有害物質。〔略〕HAZ-MAT、HM
hazardous materials company [ハズマットカンパニー]危険物処理隊。FDNYではハズマット小隊のほか、レスキュー小隊、スクワッド小隊と、アンビュランス小隊のうちハズタック隊などもハズマット出場する。シカゴ消防局ではHazardous Incident Teamが正式名称で、通称HITと呼ばれる。〔略〕HAZ-MAT、HM
headquarters [ヘッドクォーターズ]消防本部。通常複数形で使われる。〔略〕HQ
helmet [ヘルメット]防火帽、安全帽。消火活動用は、フロントピースホルダーのつく伝統的なトラディッショナルスタイルと、丸っぽいユーロ(モダン)スタイルの、おもに2タイプがある。最近はヨーロッパで多いフルフェイスのジェット型も出てきたが、アメリカではほとんど普及していない。階級・役職などによって色分けされていることが多い。トラディッショナルスタイルは伝統的なレザー製もあるが、多くはプラスチック、グラスファイバー、ケブラーなどで作られている。
high-rise rescue [ハイライズレスキュー]高所救助。
honorary [アナラリ]「名誉職」の意。「Honorary Chief」と言えば「名誉署長」や「1日署長」のような感じ。
hood [フード]消火活動時にかぶる難燃性のフード。頭〜頚部の火傷保護が目的。日本ではしころがあるためほとんど普及していないが、2004年に東京消防庁 特別消火隊で採用された。
hose [ホース]3 1/2"、2 1/2"、1 3/4"の50フィート(約15m)ホースが一般的。大抵は10年ほどで交換される。
hose jacket [ホースジャケット]ホースの漏れているところに被せて応急的に修理する金属製やレザー製のカバー。
hoseman [ホースマン]スチームエンジン時代の階級/役職。
hose reel [ホースリール]ホースカート。
hose tender [ホーステンダー]ホーステンダー。ゴムホースを運ぶための車。
hose wagon [ホースワゴン]ホースワゴン。1880年代にゴムホースに変わって登場した、巻き取ることのできるコットンジャケットホースを運ぶための車。
house officer [ハウスオフィサー]消防署長、責任者。一般的にはキャプテン、ルテナンを指す。
hydrant [ハイドラント]消火栓。
hydraulic rescue tool [ハイドローリックレスキューツール]空気圧、油圧、水圧式の救助道具。Spreader JawsやCutterなどを取り付けて使用する。
incendiary [インセンディエリー]放火犯。≒arson
insignia [インシグニア]記章や勲章全般を指す。
inspector [インスペクター]階級・役職のひとつ。査察官。検査官。調査官。火災報知器の検査などをする係官を指す場合が多い。
investigation [インベスティゲイション](放火/出火)調査。
Jaws of Life [ジョーズオブライフ]→Spreader Jaws(の商標)
ladder [ラダー]
(1)はしご車。1970年代にはミッドシップが主流であったが、現在は数社が作るのみとなっている。現在の主流はリアマウントと、1950年代より作られているTDAである。現在、全米で6,600台ほどが活躍している。〔略〕Lad、Ldr、L →aerial、platform ladder、quint、tower ladder、tiller、tractor-drawn aerial、truck
(2)(消防車積載の)はしご。≒ground ladder
ladder company [ラダーカンパニー]はしご車小隊。オフィサー、アイアン、カン(以上でインサイドチーム)、アウトサイドベント、ルーフ、ショーファー(以上でアウトサイドチーム)で構成されている場合が多い。捜索救助、換気が火災現場での主な仕事。
lid [リッド]→helmet
lieutenant [ルテナン]階級のひとつ。組織によって異なるが、通常小隊長となる。日本の消防指令補〜消防指令に相当。〔略〕lieut、lt
lifeguard [ライフガード]
(1)救助員。
(2)ライフガード。(海水浴場やプールの)監視員。ロサンゼルス群などでは、消防局の管轄。
maltese cross [マルチーズクロス]マルタ十字。セント・ジョーンズ騎士団として知られる十字軍が、聖地を占有していたサラセン人と戦ったとき、ナフサの入ったガラスボールを投げつけ、たいまつを投げ込むという攻撃に遭った。多くの騎士が命を奪われる中、自らの命を顧みず、消火活動を行った。世界初の消防士である。彼らの行動に対し、十字の名誉勲章が贈られたが、この騎士団が4世紀近く地中海のマルタ島で生活を続けたことから、マルチーズクロスとして知られるようになった。マルチーズクロスは防護のシンボル、そして名誉のバッジであり、現在では消防のシンボルとなっている。クロスの各頂点は、To Live in Truth(真実とともに)、To Have Faith(能力を信じる)、To be Repentant of Sins(罪を悔いる)、To Give Proof of Humility(謙虚の証明)、To Love Justice(正義を愛す)、To be Merciful(安堵を与える)、To be Sincere and Whole-Hearted(誠心誠意、真剣に)、To Endure Persecution(迫害に耐える)という意味を持ち、かつ「マルチーズクロスを身につけている消防士は、かつての騎士と同じように、自らの命に代えてもあなた方を守ることを断言する」という意味を持つ。〔略〕MC
marine company [マリン]水上消防隊。消防艇隊。水難救助隊。〔略〕M →fireboat
mask [マスク](空気呼吸器などの)面体。
MDT moblie data terminal 移動(車載)情報端末。無線通信装置が内蔵された車載端末で、通信センターやほかの車両と火災・事故情報などを送受信できる。現在はCDTが主流。→CDT
medal [メダル]勲章。FDNYでは勲章授与式をメダルデイと呼ぶ。→award 、citation、ribbon
MI myocardial infarction 心筋梗塞(症)。
MICN Mobile Intensive Care Nurse (!調査中)カリフォルニア州独自の資格で、看護師資格者が救急の現場で活動するために必要らしい。
monitor [マニター]≒deck gun
MPO motor pump operator 機関員。運転とポンプ操作が主な任務。→Chauffeur、Engineer
MVA motor vehicle accident 車両事故。
nozzle(-man) [ノズル(マン)]筒先。(放水員)
officer [オフィサー]一般的にはカンパニー・ハウスオフィサー(lieutenant、captain)を指す。通常は全てのカンパニー・ユニットに指揮者として1人以上配置される。
origin (of the fire) [オリジン]出火元。
paramedic [パラメディック]EMT-Pのこと。準医療活動を意味する「paramedical」、あるいは「parachute」+「medic」から。〔略〕paramed、PM →emergency medical technician
PASS personal alarm safety system[パス]装着者が一定時間以上動かないと自動的に、あるいは手動でスイッチを入れると大音量が鳴り出す警報システム。高温度センサー機能がついているものや、SCBAと統合され、空気残量警報と連動するシステムになっているものもある。
patch [パッチ]パッチ、エンブレム、ワッペン。アメリカの消防は非常にこれが好き。消防局オフィシャルのみならず、小隊や消防署、イベントごとにもよく作る。コレクターも多い。
pike pole [パイクポール]鳶口。
pilot [パイロット]階級・役職のひとつ。ファイヤーボートの舵手。航空機の操縦士。
pipeman [パイプマン]スチームエンジン時代の階級/役職。
plant [プラント]放火のために使う、機械・電気・化学的に着火させるもの。≒trailer
platform ladder [プラットフォームラダー]バスケット(エアリアルプラットフォーム)つきはしご車。→ladder。≒tower ladder
platoon [プラトーン]勤務時間上でのグループ。勤務体系は各消防局で様々だが、FDNYの一般的なカンパニーでは、2プラトーン・25グループシステム、つまり2交代制を採っている。各隊員は、25グループの内の1つに属し、その内6グループが各プラトーンで働いている。デイプラトーンツアーが9am〜6pm、ナイトプラトーンツアーが6pm〜9amで、サイクルは2D、2日オフ、2N、3日オフ、2D、1日オフ、2N、3日オフ、2D、1日オフ、2N、3日オフの繰り返しで、1週間に40時間ほどの勤務となる。通常のアサインドオフィサーは25日目に欠員が出るので、カバーリングオフィサーがカバーする。なお、アメリカ軍では小隊を意味する。→shift、tour
preparedness [プリペアドネス]準備、心構え。
prevention [プリベンション]防止、予防。〔略〕prev
probationary [プロバッショナリー、プロービー]新人。〔略〕prob、proby →candidate
pump(-er) [ポンプ(ポンパー)]ポンプ(車)。(→engine)〔略〕(P)
quad [クワッド]ポンパー&グラウンドラダー消防車。1920年代初頭に登場した、1台の消防車にトリプルコンビネーションポンパーとグラウンドラダーの計4機能を搭載したことからこの呼び名がついた。
quartermaster [クォーターマスター]需品店。売店。〔略〕QM →commissary
quint [クィント]ポンパー&ラダー消防車。NFPAでは、ラダー、750ガロン/分以上のポンプと500ガロン以上のタンクを装備し、115フィート以上のグラウンドラダー、1,500立方フィート以上のホースを積むことが条件だが、最近は250〜300ガロンのタンクを積み、基準を完全に満たしていないものも多い。1930年代に登場した、1台の消防車にクワッドとラダーの計5機能を搭載したことからこの呼び名がついた。
radio [ラジオ]無線。→walkie-talkie
rescue company [レスキューカンパニー]救助隊。特別救助隊。アメリカでも日本同様、少数精鋭である。配置される車両も消防局の規模や条件などにより様々で、FDNYではウォークインタイプのトラック、シカゴではトラックとスノーケルの2台、交通事故の多いLAFDでは隊によってはレッカークレーン付きのトラックがメインになっている。〔略〕resc、res、R
reserve [リザーブ]予備。
ribbon [リボン]勲章。メダルを吊すリボンのみを使った略章のこと。メダルがなく、リボンのみの勲章もある。→award 、citation、medal
The rod of Aesculapius [ロッドオブアスクレピオス]医の象徴。杖に蛇が巻き付いたデザイン。ギリシャ神話における薬方の神であるアスクレピオスの杖であり、WHO(世界保険機構)などの紋章や、軍での医療/衛生兵科章などとしても広く用いられている。
rollover [ロールオーバー]密閉された空間の上部に溜まったガスに着火し、炎が爆発する現象。
run [ラン]出場。消防馬車時代は、運転士とオフィサー以外の隊員は本当に走っていたことから。
scales of justice [スケールスオブジャスティス]正義の秤。警察組織でよく使われるが、消防でもファイヤーマーシャルの階級章などに使われる。
SCBA self-contained breathing apparatus 自給式空気呼吸器。フレーム、レギュレータ、マスク、シリンダーからなる。現在では、残量警報にPASS機能がついたものが多い。1940年代、鉱山で救出用に使われていた空気呼吸器は、消防でもすぐに使われ始めた。当時の技術では1,800PSIというものだったが、技術の発展とともに、2,015PSIが主流になると、レギュレータも装着者が呼吸したときにのみ空気が送られるデマンドタイプから、マスク内が常に陽圧になるプレッシャーデマンドタイプへ進化を遂げた。これにより煙やガスがマスク内に流入しにくくなったが、当初は陽圧式に保守的で、デマンドとプレッシャーデマンドが切り換えられるモデルも登場した。この後ノーメックスなどの耐火繊維が登場、ストラップなどに使用され始める。1980年代までには、今日でも使用されている2,216PSI(約150kgf/cm2)の技術をコアに、マスクに装着できる小型のレギュレータも使われ始めた。1981年にはNFPAでガイドラインも策定され、2002年版が登場した今日、3,000PSI、4,500PSI(約300kgf/cm2)といった高圧モデルも一般的になっている。
sergeant [サージャント]階級のひとつ。消防ではあまり使われず、組織によって異なるが、engineer(機関員)の階級として使われることが多い。日本の消防士〜消防士長に相当。〔略〕sgt
shield [シールド](1)→badge
(2)→face shield
(3)→frontpiece
sledge hammer [スレッジハンマー]大きなハンマー。
smoke jumper [スモークジャンパー]林野火災の消火のため、パラシュートによって消火地点に降下する消防士。非常に高いスキルが求められる。
snorkel [スノーケル]屈折梯子付消防車。屈折梯子の先端にバスケットを装備する。シカゴではスノーケル小隊が設置されていたこともあるが、現在はレスキューカンパニー機能と一緒に、スクワッドカンパニーに組み込まれている。
spreader jaws [スプレッダージョーズ]空気・油圧・水圧式の救助道具につけ使用する、事故時に車のドアなどをこじ開ける道具。サメの口に形状が似ていることからこの名がついた。
squad [スクワッド]同じスクワッドでも消防局によってその役割は異なるが、たいていは「機動救助隊」のような性格を持ち、隊員は少数精鋭。FDNYではレスキューポンパーとハズマットトラックを配備された「化学救助ポンプ小隊」、シカゴではレスキュートラックとスノーケルを配備された「救助小隊」となる。「スクワッドカンパニー」はあくまで「スクワッド小隊」であるが、米軍ではスクワッド=「分隊」となるため、よく誤訳されている。〔略〕sq、sqd
squart [スクアート]高所放水車、屈折放水塔車。
The staff of Aesculapius [スタッフオブアスクレピオス]→The rod of Aesculapius
star of life [スターオブライフ]救急医療のシンボル。それぞれDetection(発見)、Reporting(報告)、Response(出場)、On-Scene Care(現場手当)、Care in Transit(搬送中手当)、Transfer to Definitive Care(医療機関への引渡)を意味する6本の重なった棒の中心に、医の象徴であるアスクレピオスの杖が配置されたデザイン。National Highway Traffic Safety Administration(国家道路交通安全局)のEMSチーフ Leo R. Schwartzによってデザインされ、1977年2月1日に意匠登録された。〔略〕SOL
steamer [スチーマー]蒸気ポンプ(車)。
stoker [ストーカー]→engineer
structural fire [ストラクチャルファイヤー]建築物火災。
suppression [サプレッション](火災の)鎮圧。
tail gater [テールゲーター]救急車の後ろ(テールゲート)に付いてくる車のこと。ニューヨーク市ではタクシーが多い。
tanker [タンカー]
(1)消火栓の完備されていないエリアでの火災に使用するウォータータンカー。
(2)給油用の燃料タンカー。
task force [タスクフォース]
(1)機動部隊、特別作業班など。
(2)LAFDが考案した中隊構成。TFは、エンジン2台とラダー1台で構成され、1台のエンジンには運転手1人しか乗らない。少ない隊員で多くの消防車両を動かすことができ、あらゆる火災、災害に効率的に対応できるとしている。
〔略〕TF
thermal imager [サーマルイメージャー]温度の違いを視覚的に投影する器材。サーモグラフィー。
thermal patterns [サーマルパターン]燃焼跡。
tiller [ティラー]牽引タイプはしご車。≒tractor-drawn aerial →ladder
tour (of duty) [ツアー]勤務期間、交代勤務時間。→platoon、shift
tower ladder [タワーラダー]〔略〕TL →platform ladder
tractor-drawn aerial [トラクタードローンエアリアル]〔略〕TDA ≒tiller
trailer [トレイラー]放火のために使う、紙や布などの着火させるもの。≒plant
triage [トリアージ]大事故・災害などで、傷病者が多数いる場合、傷病レベルを分けて手当の優先順序を決めること。識別には色分けされたカードが使われる。
triple-combination pumper [トリプルコンビネーションポンパー]スチーマー、ホースワゴンあるいは化学消化剤を装備したコンビネーションホースワゴンの3機能を搭載した車両。登場は1900年代初頭だが、現在のいわゆる「engine/pumper」の原型。
truck [トラック]〔略〕trk、T →ladder
turnout gear [ターナウトギア]ヘルメット、コート、パンツ、フード、グローブ、ブーツなどの装備品。
unit [ユニット]小隊あるいは小隊よりも小規模な集団で、特殊技能集団を指すことが多いが、広義には小隊も中隊も1隊で「1ユニット」である。〔略〕U
vehicle [ビークル]車両、乗り物。
volunteer [ボランティア]無給の。アメリカの消防局の多くは無給であり、有給と無給の消防士による混成組織も多い。無給とはいえ、自治体などの完全有給消防と同等の車両や装備を持ち、仕事内容にも違いがない場合が多い。日本の消防団を表す場合には、規模や役割などからVol. Fire Corps/Companyなどが適切と思われる。〔略〕vol、VFD ←→career/full-time uniformed/paid/professional
walkie-talkie [ウォーキートーキー]→radio
water cannon [ウォーターキャノン]≒deck gun
wildland fire [ワイルドランドファイヤー]≒brush fire
wiper [ワイパー]階級・役職のひとつ。ファイヤーボートで、機関へ潤滑油を注入する油差し係。民間船では通常oiler。
Fire&Emergency Services
© Fire&Emergency Services, 1999-2014