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Chicago FD Vehicle Repair Factory
シカゴ消防局 ビークルリペアファクトリー


映画「バックドラフト」で、デ・ニーロ(リムゲイル放火調査官)とボルドウィン(弟スティーブン)が立ち寄ったCFDの大きなリペア工場を覚えているでしょうか??
実は、あの工場は90年代中頃に閉鎖となってしまいました。
それ以来、消防局でもシカゴ市共通の工場を使っていますが、ここはCFDステージングエアリア…いわば「消防局専用待合所」です。

定期検査や修理の必要なシカゴ消防局の車は、全てここに集められます。

この小屋は車両部門チーフのオフィスです。
簡単な小屋ですが、ちゃんと星条旗もシカゴ市旗も立ってるでしょ??

前に停まっている黄色いカワイイ車はここのチーフ専用で、広い工場内と、このステージングエリアを移動するのに使っています。

オフィスの中はこんな感じ。結構チーフの趣味がイロイロ・・・
CFDの検査/修理レポートを見せてもらいましたが、1日に何台もの消防車や救急車がここに運ばれてきます。

ちなみにここのチーフ、私の友人(FF時代に退役)の同期ですが、今は立派なチーフです。
とてもいい人で、私が写真を撮るためだけに、色々な車両を動かして撮影しやすいようにしてくれました。

私が行ったときは2人の職員で2台の消防車の全装備を点検していました。
出動時、如何なるトラブルも許されない緊急車両だけに非常に念入りです。
アメリカ人でもこんなマメな人いるんだ〜、ってぐらい(笑)

(左)高々とラダーを伸ばしているトラック24。
何やら問題があったようで、この後修理工場行きになっていました。この間、トラック24には代わりの古いトラックが配備されていますが、このトラックの修理が終わるまで引き続きそれを使うことになります。また仕事が増えちゃいますね。お疲れさまです。

(左下)こちらが市の車両を一括して整備・修理している工場です。
消防局のステージングエリアに集められた車両はもちろん、警察、清掃、バスなど、市の保有する車両全てに対応します。

(下)タワーラダー10、ここでは車軸などを点検しているのだと思います。
日本の車検と同じ感じですね。

ラダーも実際に伸ばします。この工場の広さをわかって頂けると思います。


(左下)バタリオン12のユーティリティカー
(右下)ALFのエンジン23

私の友人が勤務するタワーラダーのラダーが火災時に折れてしまったことがありますが、それはさすがにメーカーでの修理となり、復帰まで3ヶ月もかかったそうです。


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