NFPA1971は建築物火災用、NFPA1977は林野消火活動用、NFPA1951は救助活動用の規格、それに規格認定取得していない一般／多目的タイプのグローブがあります。
それぞれの消防局が多く対応する火災の種類や予算に応じて、幅広いモデルの中からお選び頂けます。

［ガントレット］　コートのニットレストがロングタイプあるいはサムホールを備えたタイプとともに使用してください。特に濡れた状態で、脱着が素早く行えるメリットがあります。
［ニットレスト］　より安全でフィットするというメリットがあります。ノーメックスニットの方がよりしなやかで、ケブラーニットは若干ごわつきがありますが、耐切創性があります。
［コンバーチブル］　ガントレットとニットレストの両スタイルとして使用できるデザインです。

［カンガルー革］　軽量で丈夫、高密度の繊維により吸水性が低く、濡れた状態でも滑りにくいなど、画期的なレザーです。
［鹿革］　牛革よりも遮熱性があり、特に柔軟性に優れていますが、耐摩耗性は若干劣ります。
［牛革］　7500シリーズの「Thermo Cowhide」と、そのほかの「Eversoft Cowhide」があります。硬くなりやすい欠点があるものの、廉価ながら非常に丈夫で遮熱性に優れます。硬くなりにくくするため、製革時に分子レベルでの防水加工を施したのがEversoftレザーです。

［Crosstech］　W.L.Gore社の素材で、透湿速乾性、耐熱性、耐摩耗性に優れています。
［Pyrotect］　Insert Technology社の素材で、耐熱性は劣るものの、十分な透湿性があり、特に低温下での柔軟性に優れています。
［ポリウレタン］　特に蒸気での火傷に対する防護性能が劣りますが、その廉価さから人気があります。耐熱性能も劣りますが、レザーと組み合わせた状態では規格に通る範囲内です。

［ケブラー／ノーメックス］　より薄く、また耐切創性があります。
［SEF］　自己消火性素材。同じ遮熱性を得るには厚みが必要ですが、適度な重量や柔軟性があります。